もう何年もの間、私が買い物をする主戦場はネット通販です。スーパーでパンとかお惣菜ぐらいは買いますが、そのほかの物は、飲み水から洋服、電化製品に至るまで、ほとんどをネットで購入しています。買う店もほぼ決まっていて「楽天」「Amazon」「ヨドバシ」の3択ですね。私が欲しくなるようなものは、その3つを探せばまず売ってないということがないですから。その中でもどれを一番多く利用しているかといえば「楽天」だと思います。前にも書いたかも知れませんが、私はずっと「ダイヤモンド会員」という最上位の楽天会員ランク(利用頻度によるランク付け。いいカモとも言う)に位置付けられていますので。

ですが最近「Amazon」の方に心が動いています。楽天は年中セールを開催していますが、年々ショボくなっているような気がするのに対し、Amazonの品揃えやサービスはどんどん拡充されていってます。でもAmazonはAmazonで、最近は有料の会員サービスである「Amazonプライム」の会員を増やしたい意向のようで、「プライム会員のみの限定販売」とか「プライム会員ならさらに割引」とか一般利用者よりもプライム会員を優遇する傾向が強くなってきました。

私は基本的にケチなので、無料でも利用できるサービスにお金を払うことには抵抗があり、これまで「プライム会員」とやらは無視してきたのですが、つい先日Amazonのページを眺めてたら、下記のようなお誘いが表示されました。

曰く、
『近々、年に一度のサイバーマンデーSALEを開催するよ』
『サイバーマンデーSALEでもプライム会員には特別な優遇があるよ』
『今日中にプライム会員になれば、年会費を1000円引きにしてあげるよ』
『Amazonのクレジットカードを支払いに使えば、プライム会員には2倍のポイントが付くよ』
『いまAmazonカードを新規に作ると、5000ポイントプレゼントするよ』

ケチの習性として「割引」とか「今だけ」とかいう誘い文句に弱いという面もありますので、これだけ畳みかけられると、ついフラフラとプライム会員に入会してカードも作ってしまいました。

Amazonのすごいところはとにかく対応が早いところで、カードを申請した次の日には、
『審査に通ったよ。カードは郵送したから受け取ってね』
『約束の5000ポイントは付けといたよ。今日から買い物に使えるよ』
というお知らせが届き、ほんとにポイントが付いていました。もらったポイントを使って、夜中にセールで服を買ってみたら、次の朝にもう届いたし。

さらに、
『プライム会員限定のサービスをいくつか試してみて。それぞれポイント付けるよ』
『あとこれも買った方がいいんじゃない?プライム限定の割引クーポンあげるから』
とか矢継ぎ早におすすめしてきます。これだけ聞くと押し売りのようですが、
冷静に他のネット通販と比べても割とお得な内容で、こちらに損になりそうなことを勧めてくるわけではなさそうです。「西欧列強の力、おそるべし・・・」
と、何故か幕末の志士のような気分にさせられた出来事でした。

【しばわんこ】